ことしも、しあわせ。
毎年クリスマス恒例の舞台を見てきました。「ア・ラ・カルト 〜役者と音楽家のいるレストラン」。
クリスマス当日のレストランは、それぞれのテーブルでちいさな出来事が起きているのです。それを見守ったりお節介したりするギャルソン達。
レストラン専属の生のジャズバンドや、へんてこな歌手のショータイムなどなど、音楽でも楽しめますし、休憩ではホントにワインが振る舞われます。
まずは音楽にあわせてレストラン開店のパフォーマンス。そしてお客様がやってきて、食前酒のお話から、メインディッシュのお話へと。そしてデザート、コーヒーのお話…と、ディナーのメニューをアラカルト(単品料理)で選んだように、次々と運ばれてくるのです。
芝居を見ている私たち客は、「隣のテーブルで食事をしているレストランの客」という役なんですよね。すごいよね〜。凝ってるよね〜。
次々と新しいお客がやってきて、ギャルソンとドタバタを繰り広げるんだけど、役者はメイン4人とゲスト1人のみ。うそみたい。
笑えて泣けて、歌うわ踊るわで(笑)、ほんと楽しいのでおすすめ。クリスマスがしあわせで暖かいものだと思えます。たとえ独りでも、だ。
出演:白井晃、高泉淳子、陰山泰 ほか。
陰山さんはたぶん日本で一番すてきなギャルソンだと思うんだけど。そしてセルジオは世界で一番、危険だと思うんだけど*1。
わたくし、高校時代(15年前)、この役者さんの切り抜き写真を生徒手帳に入れていたほど好きです。ベストメガネ賞。