新選組!との1年

毎週言っていた事ですが、最終回なので改めて言わせていただく。
三谷幸喜の書く脚本は、普通なら通り過ぎてしまう脇役にも、主役を張るシーンが必ず用意されています。全員に見せ場があり、「なくてはならない人物なんだよ」といわれているような愛情が感じられるのです。だからきっと演じる役者のほうも自分の役に愛情を持っていて、作品を作る側の人たちも皆が作品を愛していたんじゃないだろうか。見ているほうもその気持ちが伝わるから、作る人と同じくらいの思い入れの深さでドラマを見ていました。「チョンマゲ好きの小劇団好きの三谷ファン」である私には幸せな1年間でした。
今月はもう一回、白井晃さん(清河八郎)の芝居を見に行く予定。