新選組!第48回

流山です。ようこそ千葉県へ。かなりハラハラ見てしまいました今回は。有馬さんとか捨助とか。


今回も終焉のニオイがぷんぷんなので、ワタクシすでに突っつかれたらいつでも泣ける状態。村娘に色目を使うトコや、勝海舟西郷どんとか、照れて動揺する斉藤とか、「あり…有馬殿!」とか(笑)、やっぱり細かいところはコミカルに見せるんですが、でもいつでも泣けるんだ。沖田の顔色の悪さを見ただけで泣きそうです。一番泣けたのは沖田と斉藤の会話。二人の剣豪が「もう刀の時代じゃない」と言ったあのときの切なさ。そして、もし沖田と立ち合ったら「俺は間違いなく負けてた」と語る時の顔!いやもう今回は全編を通してオダギリジョーが素敵でしょうがなかった!かつてなく心奪われました!もう残すところあと一回になっていまさらトキメキ感じちゃいました。無念。
いざとなれば腹を切るという近藤さんを土方以下隊士達が引き留めるところもグッときましたなぁ。必死で食ってかかる土方さんが切ない目になっているのが泣けますね。周平への言葉も。そしてワインのコルクを見せ合い「すべてはコレからだったな…」という局長の言葉に、わたしもテレビの前で頷いた。私にとっても新選組との一年の始まりでしたから。思い出が走馬灯のように浮かんできた。


有馬さんと近藤さんの駆け引きも良かったです。男だねえ、有馬さん。劇中では敵対する悪いイメージばかりを残してきた薩摩にも、こんな粋な見せ場があるのですから本当に三谷脚本ってすごい。そういえばあんなにキライキライといっていた鍬ちゃんも今では好きです。最終的にはキライな登場人物いないですもん。


近藤勇の面通しを命じられる加納さん、仇もあるが恩もある近藤さんを前に、葛藤する表情。そんな加納を救うかのように、近藤さんは自ら「加納君・・・」と語りかけるのでした。ああ、男だねえ。あの光の加減が美しくて、また泣けました。
あぁとうとう来週か…。来週はカーネーション九段会館ライブに行きますのでしっかり録画しておかなくては。スマステもね。