読書の秋

秋の長雨。お江戸恋しや、新選組だけでは飽き足らず、大佛次郎鞍馬天狗」など読みふけり。痛快、痛快。
でもそもそも私は幕末とか時代小説が好きなわけではなくてですね、日本史は大嫌い。ただ和風な、懐かしさを感じる風景が好きなんですよね。東京ノスタルジー。昭和の香りも好きで、機会があれば下町散歩なんかも楽しみです。谷中あたりの細路地の風景とか、後世に残さなくちゃいけないと思います。
池波正太郎グルメを実践しようと「軍鶏鍋の会」を友人と結成し、老舗のお料理屋に行くために積み立て貯金などしてみたりしましたが、どうも景気が悪くて、なかなか実現しません。メンバーが自営業と派遣社員の「ボーナスないコンビ」だもんで。以前、「鬼平犯科帳」ゆかりの地を1日かけて散歩して、最後に、門前仲町の飲み屋(安いトコ)で深川めしを食う、という遊びをしました。入った店でジプシーキングスの「インスピレイション」が流れた時には、「今日の見廻りは難儀だったなあ。」「なにぶん冷えるからなあ。」と酌をしあったものです。
以前の日記と話題が重複してスミマセン。前の日記を読んでた人など5〜6人だったと思うんで(笑)、存分に思い出語らせていただきます。