ザ・マジックアワー

やっと、やっと見て来ましたっ!


平日の最終上映なので客も少なく、最初はさほど笑いも起きなくて。
『なんだ、わりとフツーだな』と油断してたら、途中からツボ突かれて「ブッハ!」と何度も吹きました(笑)。



声を押し殺して笑ってたら腹筋が痛い…。


ずっと我慢していた笑いがとうとう爆発し、エンドロールが流れてるあいだ、何がおかしいのかわからない爆笑の波に襲われた!
すべてが終わった充実感みたいな感動で、涙ぽろぽろ流れてきたよ。



寺島さんと伊吹さんが影の主役でしたね!
ラストの伊吹さんの『撤収!』の声とともに涙がブワァっと流れて、劇場の明かりがついてもおさまりませんでしたよ。


あれ?泣いてるの私だけ?

泣く話でいいんだよね?と、一緒に見に行った三谷マニアに確認してしまいました(笑)。



有頂天ホテルとかラジオの時間のほうがわかりやすく泣けたけどね。
今回はなんで泣いてるのか自分でもわかりません(笑)。

ストーリー的にはハチャメチャで、過去作品ほどの感動の大団円ではなかったけど、笑うにはいい話しでした。



三谷脚本では『12人の優しい日本人』が大好きなのだが、小学校からのおさななじみが「あれ泣けるよねー」と言っていた時、『ああ、さすが20年来の友人!』と思いました。





三谷作品は泣ける!



というとみんな不思議がるのですが、悲しくて泣くわけではなく、感情揺さぶられて出る涙ですよ。
ああ、スッキリした。