新選組!!土方歳三 最期の一日


心を無にして見るつもりが、午後からやってた総集編をみたせいですっかり泣きモードに。


「どう見せてくれるのか?」という期待で頭でっかちになってしまい、純粋にドラマを見られないんじゃないかと不安だったんですが、でもきっとそれは仕方ないよな〜。待ち続けたこの日だもんな〜。


年末は通勤電車で文庫本「新選組秘帖/中村彰彦」を読んでいたんですが、鉄之助が日野へ来たエピソードとかを読んでは、ますます正月ドラマへの期待感がつのらせていました。
もう純粋にドラマを見るなんてムリかも。


そんな期待のカタマリのヤバイ状態でドラマを見たのですが、頭でっかちをほぐしてくれる素敵な作品でした!本編ほどの大号泣はしなかったけど*1、要所要所でポロポロっと涙が。
榎本さんも大鳥さんも「いけ好かないヤツ!」と思った後にやっぱりみんな大好きになっちゃうのです。それが三谷新選組の好きなところ。


期待していた鉄之助のエピソードは序盤で終わっちゃったな〜と思ってたらあのエンディング!見えなくなっても彼の背中を見つめ続けていました。もう私自身が走っている気持ち。土方さんの、新選組の生きた証をすべて託されたような使命感を感じて…。あ…泣く。書きながら泣くって(笑)。


欲を言えば、もう少し長ければ、もっと面白い対立や隊士たちとの交流が描けたんじゃないかとちょっと惜しいです。
また1年かけて大河でやってくれてもよくってよ。

*1:あの時の泣きっぷりは異常だったから。