タイガー&ドラゴン・1話


いまさらですが2話放送の前にとりあえず感想を書いておきたい。
ハチャメチャで面白かったですわー。スペシャルも録画消さずにおいてよかった。人物や設定の説明は最初にパパパっとされていたけど、スペシャル見てない人はあれだけで話に入り込めたのか。
ちょっと気になりました。


下町だし落語だし、ツボ。脇を固める役者もツボ。一話での、そば屋の主人(尾美としのり)が、客を置いて寄席に行くシーン。
「おじさん寄席に行かなきゃ行けないんだ、贔屓にしてる前座がいるんでね」
っていうのに胸キュン*1。いつも野次飛ばしてるけど、それも応援すればこそ。仕事放っても見に行くんだね。かっこいいぜ江戸っ子。前座はお客さんが育てるのだ。


やまいったねどうも。
私は演芸好きな子供でした。江戸落語を中心に。前にも書いたけど、中学ではお笑いブームの片隅で若手落語家の出る番組などがあり、熱心に見てました。春風亭昇太師匠の真打昇進記念サイン本持ってるのが自慢さ。
子供の頃、親に与えられた「日本のわらいばなし」という本が、今思うと落語の本だったんだ。父が落研出身だもんで、そういうのを読ませていたんでしょうね。
おかげで私は「するってーとなにかい?」とかいう嫌な小学生になりましたとさ。

*1:さっき、ほぼ日のテレビガイド(http://www.1101.com/TandD/index.html)を見たら、このセリフは「こんなベタなセリフも効果的」と言われてました。そうでしょ〜。わたし一番心に残ったシーンですもの。ちょっと泣いたもん。喰い付くところが虎児さん並みに間違ってるかもしれないけど(笑)。