メリケンかぶれ
先日の日記で紹介した幕末関連小説を読んでますが、
中盤を過ぎて清河八郎さんが行動に移りました。攘夷だ〜!
攘夷と聞いて思い出すのは前職の外資系の会社を辞めたときの事。
私の仕事は日本のお役所相手でしたが、
ほかの部署の相手先はみんな異国。
オフィスで一人のときの英語の電話や、外国人の来客に対して、
思いっきり日本語で「また後日お改めください」としか言えないのはツラかった…。
私の言ってること通じてなかっただろうなぁ…。
そんな退職の理由を何度も何度も説明させられ、イライラしてきた私は、
とうとう日本支社の社長に
「このメリケンかぶれの環境の中にいると
私の志士としてのアイデンティティが保てないのだ!」
というような事を言ったのですが(ちょっとホント)、
理解してくれて送別会にも来てくれた社長さんって、やっぱりアメリカンな精神だよね…。
ちょうど仕事では、生麦事件*1でおなじみ
神奈川の「生麦」の資料作りしてたし、
新選組!ではちょうどヒュースケンさんの頃だったし。
ストレスのあまり「このままだと斬っちゃうかも」と本気で思ったのでした。
仕事内容と同僚と立地条件は最高だったのにな〜。異人さえいなければな〜。
それより朝日新聞(5日付)の三谷さんコラム見ましたか。
はやく単行本化されないかしら。
*1:幕末の異人斬り事件