とうとうこの日がやってきた

新選組!第45回「源さん、死す」です。言いたいことがいっぱいありすぎて困る。箇条書きにしてみますか。昔の日記(←の日記2ってトコ)の時から「源さん賛歌」を唱えていた私にとっては、最終回より気が重い回でした。
■きっと自ら、民家に頼みに行って、にぎり飯を握っていたんでしょうねえ、源さんは。あの人は昔から使用人に間違えられるほど、世話好きでよく気の付く人でしたから…。局長に最後のご挨拶に行って、そこでも局長の世話を焼くんですから。本当に源さんって人は・・・。(と、故人の思い出を偲ぶ。)
■先週の予告で映っていたシーン、“源さんの見どころ”はどれもステキでした。源さん(小林隆さん)の一挙手一投足に涙です。負け戦だという歳さんに「寂しいこと言わんでください!」(だっけ)。あと死に際の顔も。特に周平に「試衛館で一生を終えると思っていたよ」と語る源さんは優しくてかわいい表情でした。なにこれ。恋?
■あんなにキライキライと言っていた鍬次郎ですが、顔をくしゃくしゃに泣いている姿を見たら今までの憎しみが消えた。ほらまたすっかりやられちゃってるよ三谷マジックに。
■島田君の「そんなんじゃ駄目だぁ!もっと強く!」で号泣でした。先週といい朴訥とした人柄が本当にいい味。あと、クールな振りして人一倍情に厚い斉藤くんが涙目で敵に突っ込んでいくのにも泣かされました。そこで泣きながら思ったのですが、鉄砲隊に刀で切りかかって槍投げて木を投げて、それで敵が逃げていくなら、最初から行ってれば源さん死ななくて済んだよね。ね。
薩長よりもカマショー(@ほぼ日)と使えねえ幕臣どもが憎ったらしい。でも憎みきれないろくでなし(@ジュリー)。それでも上様を信じて、使命感に燃える局長のまっすぐさが、本当に純粋すぎて余計に切ない。
■源さん、劇的な演出でございましたねぇ…。びっくりして何度か涙がひっこみましたけれども。カキーンと鉄砲弾を刀ではじいたり、魂と対話したりですね、これ小説として文章で読めば違和感ないですし、舞台だったらグワッと沸く所ですけども、映像で見るとちょっと冷めませんか…。小説や舞台って、目で見た(読んだ)ものを脳内ビジョンで劇的に変換して飲み込むけど、映像だとそのまんま見る事になるので、少し照れるね。
でも「マンハッタンラブストーリー」のCGシーンで号泣できる私には、些細な問題でしかないのであった。
■予告の、一瞬の山崎くんの姿に本気で悲鳴をあげてしまいました。もうナレーションで「お楽しみに!」っていうの止めてくれないか。落ち込むから。
次回も泣くだろうなあ。もう何の光も見えない状況ですから。
今まで気にしていなかったんですが、鹿児島の人からすれば西郷も大久保も地元のヒーローなんですよねきっと。明治維新の授業も熱心だったでしょうね。私はお江戸に近いところに生まれたからか、どうも親が幕府側の小説ばっかり持ってて、西郷さんとか坂本龍馬とかは読まなかったのです。幼心に鞍馬天狗は敵だったもんね。んで慶喜公は戦いを避けようとしたいい将軍だと習いました。これも土地柄ですかねえ。でも今後の徳川慶喜の脳内イメージはもうカマキリで固定。モックン<カマキリ。
鹿児島って言って思い出すのは、らんま&松。もうすぐだね氣志團@東京ドーム。

■「源さん、死す」を思い出してもう一回泣こう!